2008年 05月 28日
木の芽(山椒の若葉)佃煮
山椒と言っても、実山椒ではなく山椒の若葉(一般に木の芽と言われてる)を使った佃煮です。
木の芽は「筍の木の芽和え」や添え物にされることが多く、それだけで料理されることは少ないかと思いますが、今日紹介する佃煮や、あと薄味のお出汁でそれだけ炊いても、一度にたくさんは食べれませんがピリっとして美味しいんですよぉー。(こちらはまた機会があれば紹介しますね。)
← 採りごろの山椒の若葉。
※佃煮や煮物にするには、あまり大きくなると筋っぽく
なり(葉の真ん中の筋が口にあたり)美味しくありま
せん。
山椒はトゲがあり、摘むのがなかなか大変ですが、たくさん摘んだつもりでも佃煮にするとほんの少しになってしまいます。がんばって摘みましょう!
またスーパー等で買うとほんの少ししか入ってなく、結構なお値段ですもんね(苦笑)
佃煮の作り方は、またまた続きに!(興味のある方のみどうぞ・・・)
基本的な佃煮の作り方はきゃらぶきと同じですが、まず下茹はフキの場合は水から入れましたが、こちらは必ず沸騰してからさっと湯がくだけでOK。そして、すぐ冷水にとり1~2時間アク抜きをします。
鍋に山椒の若葉を入れ、ひたひたの水加減にし調味料(酒、砂糖、醤油)を投入。
私はここで少し残ってたちりめんじゃこも入れました。(フキの時と同様にかつお節でもOK)
調味料の分量等はいつもちゃんと量ったことがないので、適当ですみません。
そして、またフキ同様、弱火でじっくり時間をかけて煮詰めます。
フキ以上にかさが減って、何だかさみし~!
こちらも最後は焦がさないに注意し、ぎりぎりまで水分をとばします。
この加減が少し微妙かな? あまりとばしすぎるとパサパサになって美味しくないし、かと言って水分が残りすぎてると日持ちしない。
出来上がったものは、煮沸消毒してビンに入れ、冷蔵保存。(冷凍保存も可能です。) こちらも結構日持ちします。
ピリっとした辛味が、白いご飯に、またお茶漬けやお弁当にも最高です。 また、お酒とともに、ちょっとしたおつまみにもなりますよ。
そして、こちらはおまけ(?)の品 。
山椒の木で作っていただいた「すりこぎ」です。
まだ一度も使ってないんですが、またありがたく使わせていただきますm(_ _)m
実はこれ、2本あるんですよね?!
今度、実家に佃煮と共にお土産に持っていこうかな?
どう? 要らない?