2016年 09月 13日
海の精サロン「秋の正食料理」と「食の不思議」
海の精様と言えば、日本の伝統的な製法と成分を継承した海塩をメインに、やはり伝統的な製法での様々な調味料や食品を扱っておられます。(詳しくはこちら→★)
海の精サロンは、午前の「海の精クッキング」と午後からの「海の精スクール」の2部構成になっていて、今回のテーマは「マクロビオティック」
クッキングでは講師の方の調理実演を見学させていただき、ランチにはそのお料理をいただくことができます。
今回のメニューは、「秋の正食料理」ということで・・・
☆ごぼうのトマトご飯
☆里芋の野菜あん包み揚げ
☆ぶどう入り葛きりサラダ
☆大根スープ
☆生姜味黒糖寒天
もちろん使用した調味料は、全て海の精様のもの。
どれも、お野菜の味を最大限に引き出す工夫をされていて、やさしいお味で美味しかったです。
目の前でデモしていただき、コツもしっかりとお聞きして、全てレシピもいただいたので、また家でも作ってみたいと思います。特に、サラダと寒天は、個人的にツボでした。
午後からは「食の不思議」というテーマで、講師の方のお話をお聞きすることができました。マクロビに関することのみならず、講師の方の貴重な体験を交えてのお話は、とっても興味深いものでした。
マクロビは以前から興味があったものの、今まで勉強する機会もなく、今回初めてこのような場所に参加させていただき、マクロビの考え方、身土不二、一物全体、陰陽調和について、ほんのさわり程度ですが、学ぶことができました。
一物全体なので、今回も皮もアクも丸ごと全ていただくということで、ご飯も玄米で、普通ならごぼうのアク抜きをするところですが、それもせずよく洗って皮ごと調理。
もちろん大根スープの大根の皮も剥きません。
里芋の野菜あん包みの里芋、黒糖寒天に入れた梨や長芋は皮を剥いたのですが、それも捨てずにとっておき、後からスタッフの方が素敵なお料理に変身させてくださいました。
↑本来なら捨ててしまう野菜くずや、里芋の野菜あん包み揚げで使った米粉の残り、それに胡麻をプラスして作ったかき揚げ。
私も普段はあまり皮は剥かないし、なるべく捨てるところを減らしてお料理することは心がけてたのですが、それでも、里芋や長芋、ごぼうの皮は捨ててしまってました。考えたら林檎の皮やオレンジの皮は食べても、梨の皮は食べたことがありませんでした。
それが、今回のかき揚げのところどころに梨の皮の甘みがアクセントになり、美味しかったこと。ほんと、捨てるところなんてないんですね! 勉強になりました。
そして、講師の方のお話の後は、塩の説明も。。。
わざわざ関東から海の精の社長様もいらっしゃってて、開催と締めの挨拶のみならず、自ら、塩の製法や成分についての説明をしてくださったことにはびっくり。とっても詳しくわかりやすく説明してくださり、塩や自社製品に対する情熱がありありと感じられました。
たかが塩、されど塩・・・なんですね! 今までは購入する際はミネラル豊富な塩・・・とは思ってましたが、今度からは袋の裏の原材料名だけでなく、製造方法もまじまじと見てしまいそうです。
お話の中で、発酵食品はミネラル豊富な塩でないと作れないとおっしゃってましたが、私もまさにその通りだと思います。岩塩と海塩の違いについても、興味深いものでした。
その時の説明資料とお土産にといただいたもの↓
伝統食育歴は来年のカレンダーなのですが、旬の食材や豆知識等が書かれていて、台所にちょうどいいなと思います。
今回のサロンは、本当に興味深く、ためになるお話満載で、参加させていただいてよかったと思います。 マクロビの考え方にも共感できる部分が多く、今後ゆるりとではありますが、取り入れていきたいと思いました。・・・というより、知らずに実践していた部分もあり、無知な私は、マクロビ=単に精進料理的なものと思ってるところがあり、改めてそうだったんだ・・・と(^^;
お恥ずかしい限りです(><) 料理ブログを書いてるからには、もっともっと勉強しなくてはねっ!
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