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きゃらぶき(山ぶきの佃煮)

先日のふきですが、実は普通の大きめのふき(水ぶき)山ぶき(野ぶき)があったのです。
普通のふきは、湯がいて皮をひき(生でも皮は剥けますが、指先や爪が真っ黒になるので、私は湯がいてから)今年は無難に筍や油揚げと一緒に普通に炊いただけ。
他にもたくさんの山菜がありすぎて、昨年のようにアレンジする元気なし。(苦笑)

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そして、タイトルの「きゃらぶき」。  こちらは山ぶきを使って・・・。
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長くなるので、作り方は続きに。。。(興味のある人のみどうぞ)




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 ① 佃煮にする場合、皮は剥きません。
   綺麗に洗ってそのまま3cmくらいに切ります。


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 ② 水から湯がきます。
   (時間は沸騰してから10分くらいかな?適当でOK。)











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 ③ ざるにあげ、荒熱がとれたら水にさらして
   アク抜きをします。(2、3時間~半日程)

   水にさらしておくと写真のように段々色が抜けて
   きますが、佃煮なので色が悪くても問題なし。







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④ 酒、醤油、みりん、砂糖を入れ煮ます。 
   水分の目安はひたひたくらいですが、煮てるうちに
   フキからかなり水分が出るので、こんなに少なくて
   大丈夫?ってくらい控えめに。
   調味料の割合は好みですが、私は醤油とみりんが
   同量に味をみて砂糖を少し、そしてひたひたになるよう
   お酒をどぼどぼと・・・(水で調整してもよいのですが、
   私は酒のみで水は入れてません。) お酒は紙パック
   の安物でよいので、料理酒は使わない方がよいです。
   (料理酒はかなりの塩分があるため。)


あと、ここで1つの鍋にはかつお節(たっぷり)、もう1つの鍋にはちりめんじゃこと実山椒(まだ今年は出てないので、去年冷凍でとっておいたもの)を入れました。(ちなみに、上の写真はかつお節の鍋です。)
   ※ 実はフキがたくさんあったので2バージョン作成したのです。 

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こちらはじゃこ山椒の鍋。(写真ではわかりづらいかぁー?) 

どちらも沸騰したらアクが出てくるので、丁寧にすくい取ります。(特にじゃこ山椒の方がアクが多かったような・・・)
ほら、沸騰したらフキの水分が随分あがってくるでしょ?!







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 ⑤ 水分がなくなるまで、極弱火でじっくり時間をかけて
   煮詰めます。 
   ※この際、一気に煮詰めるとフキが固く筋っぽく
    なってしまうので、消して強火にしないこと!!

   私は2日にわけ、朝晩火を入れ、じっくりトータルで
   3~4時間かけて煮詰めました。

   鍋いっぱいあったフキもこんなに減ってしまいます。
   (この後、焦がさないように注意し、まだもう少し
   ぎりぎりまで水分をとばしました。)


出来上がったものは、冷めてから煮沸消毒したビンに入れ、冷蔵保存。
これくらい煮詰めてあると、かなり日持ちします。また、日持ちするよう、味も少し濃いめにしてます。
もっと長持ちさせたい場合はタッパーやジップロック等に入れ、冷凍保存が可能です。
冷凍すれば少し風味は劣るかもしれませんが、次まで、1年は大丈夫ですよ。
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ほんとは今日は一気に木の芽(山椒の若葉)の佃煮もアップしようと思ったのですが、また今度に。
いつまでひっぱるのか?山菜ネタ・・・(笑)

でも、次回は絶対パンかスイーツネタを先にアップしたいですぅ。
明日は久々にパンを焼くつもり♪
by candy-sarry | 2008-05-23 23:15 | Cooking