2008年 04月 30日
「たらの芽」と「こしあぶら」
こちらは皆さんご存知の「たらの芽」。
イガのあるものとないものがあるのは昨年も書きましたが、これはどれもイガのないもの。(あるものは写真撮り忘れ)
イガのあるものはこれくらいのサイズだとまだ食べやすくてよいですが、あまり大きくなるとイガが口にあたります。
イガのないものはもっと大きくなっても食べ応えがあり美味しいです。
採るのもやはりイガがない方が採りやすいけど、イガのあるものの方が断然多いです。道具がないと、素手ではなかなか採りづらいです。
こちらが「こしあぶら」
こしあぶらはどれくらいのサイズがいいかは(葉の開き具合も)好みですが、私はあまり大きくなく葉の開いてないものが好きです。 一般的な採り頃はこのくらいのかなぁー?
こしあぶらは地下茎で伸びるので、1つ見つけるとその近辺にたくさんあります。 大きな木になるのですが、小さなものは採りやすい低い位置に芽があったりするし、少し伸びたものでも結構木がしなるので引っ張ってきて手でポキっと簡単に採ることができます。
【下処理】
これらはどちらも下のハカマの部分を手で取り除き、木の部分が残ってたら切り落とします。
天ぷらにする場合の下処理はこれだけでOK。 こしあぶらは少し根元を押さえて広げた方が綺麗な形に揚がるかな?
後はこちらと同じように作った衣をつけて揚げ、やはり塩でいただきます。
たらの芽はモチモチとした食感で、こしあぶらはさっくりと・・・♪ 揚げたては最高ですよ。
こしあぶらでもう一品。
【こしあぶらの酢味噌和え】
昨年は胡麻和えをアップしてるので、今年は酢味噌和え。
天ぷらと同じように下処理したものを、塩少々入れた湯でさっと湯がき(胡麻和えも同様)酢味噌で和えるだけ。
(酢味噌は好みの味噌に砂糖を加え、酢でのばしたもの。)
胡麻和えは大きなサイズのものなら長さを半分くらいに切り、適当に食べやすくばらしたものを和えてもいいのですが、酢味噌和えの場合は小さなサイズのものをそのまま使い、最初に和えておかず、このようにしたらとっても上品に仕上がります。 どうです?こしあぶらの緑が引き立って、なかなか綺麗でしょ?!
← 酢味噌和えには、これくらいのサイズの
しっかりしたものがお勧め。
こしあぶらは独特の香りがするので、好き嫌いがあると思うのですが、嫌いでなければ煮物や炒め物何にでもOKです。 私はたくさんあるので、色んなものに利用、また一度に消費できない分はさっと湯がいて冷凍保存しておきます。ゴマ和えにしてから冷凍しておいても、そのまま自然解凍して食べられるので便利ですよ。
たらの芽も湯がいて和え物にしても美味しいらしいのですが、私はまだ天ぷら以外したことがありません。
(いつもこしあぶらは結構たくさん採れるのですが、たらの芽はそこまで採れないので・・・天ぷらだけで終わってしまいます。)