2016年 07月 09日
梅仕事
今は雨も上がり、湿気は多いものの、今日はいつもよりは少し涼しく感じます。
さて、そろそろ梅の時季も終わりなんですが・・・。
申年の梅は、縁起がいい、健康にいいと言いますよね?!
さまざまな説がありますが、「申」を「去る」とひっかけて「悪いものが去る年」という意味でも、縁起が良い理由になっているようです。
そんな申梅で、梅しそフルブラ(→★)が美味しくて、もう何度も作ってます。
なので、今年は梅酒はやめにして、他には砂糖だけで漬けて梅シロップにしようかと思ってます。
シロップ用にはなるべく青い梅を選んで・・・。
そんな中で、ふと急に梅干も漬けてみたくなって、ほんの少しだけやってみました。
こちらはフルブラ同様、完熟梅で。
昔ながらのしょっぱ酸っぱい梅干です。
【梅干(白干し、少量バージョン)】 12~13個分
◆材料◆
南高梅(完熟)・・・300g(12~13個)
粗塩・・・55g(重量の18%)
穀物酢・・・少量(瓶の消毒用)
保存用瓶、重し用保存袋(小)、クッキングペーパー
◆作り方◆
① 梅を洗って、クッキングペーパーで水気をふき取り、竹串や爪楊枝でヘタをとる。
② クッキングペーパーに酢をつけ、綺麗に洗って乾かした保存用瓶の中をふき取る。
③ 瓶に梅と塩を交互に入れながら、なんべんなく、梅に塩をまぶす。
④ 保存袋に水を入れ、こぼれないようにしっかりと閉め、重しにする。
⑤ なるべく涼しいところ、または冷蔵庫で保管し、一日1回瓶をふり塩を梅全体にいきわたらせる。
⑥ 2~3日で半分くらいまで梅酢が上がってきて、4~5日で梅の上まで梅酢があがってくる。
⑦ 梅が梅酢に全部浸かった状態で、梅雨明けまで待ち、お天気の日が3~4日続く時に梅を取り出して天日干しにする。
1日目は昼間だけ干し、夜は梅酢の中に戻し、2~3日目は昼夜干して、4日目くらいに好みの干し具合にあれば出来上がり。
少量ではなかなか漬けにくいのですが、失敗しないコツは梅酢を早く上げることです。
梅酢を早く上げには、塩と重しの量が重要です。
ちなみに、塩分18%だと、昔ながらのしょっぱい梅干となります。最近では減塩の甘い梅干が流行ってますが、少量で漬ける場合は、塩の量も減らしたりしないでくださいね。
梅酢が上がるまで日数がかかってしまうと、梅が傷んでしまう可能性が高くなるので、漬けて2日ほどで梅酢の上がりをチェックして、上がりはじめていればそのままにし、少ない場合は重石の水の量を増やします。
しそ漬けにする場合は、梅に対して約20%ほどの「もみしそ」を、梅を漬けて梅酢が上がってきた容器に入れます。
梅を漬ける容器の消毒には、普通は35度以上の焼酎を使うと思うのですが、今年は梅酒は漬けてないので、焼酎がありません。あれば焼酎を使うのですが、消毒に使うのはほんの少量なので、それだけのためにわざわざ焼酎1本を買う必要はありませんよね?! そんな時は、お酢が便利です。お酢なら大概どこの家庭にもありますよね? お酢にも殺菌作用があるのでそれで十分です。
洗った梅の水気をふき取ったり、酢をつけて瓶を消毒したりするのには、今回もクックアップを使用しました。幅広い用途で使え、本当に重宝します。
このしなやかで柔らかく、水に濡れたりしぼったりしても破れないクックアップは、お料理の下ごしらえや調理だけでなく、食卓のふきん代わりに使ったりもできるのですが、その時に気づきました。何かに似てるなと思えば、床掃除の際にワイパーにつけて使用するペーパーでした(^^;
しっかり水切り料理レシピ
そうそう・・・
実は今回の梅干、まだ梅酢に浸かった状態で待機中です。
梅雨明けを待って、干したいと思います(^m^)
旬をおいしく味わう!わがやの食卓&イエシゴト!
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