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使い切り!柚子活用法<その1>ポン酢とペクチン抽出

毎年、柚子の季節になるとポン酢やジャムを作りたくなります。
柚子皮を常備しておけば、ちょこっとお料理に添えたりするだけでも、香りがよく、ワンランク上のお料理になったりしますよね?!
柚子、大好きなんです。
なので、産直でお安い柚子を見つけたりするとウズウズ(笑) 買わずにはいられません。

今日は、そんな柚子の私ならではの活用法をご紹介。

まず、最初に柚子の黄色い皮の部分をそぎ取るようにして、全部剥いてしまいます。

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それを細かく切って、保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。
(袋に入れる際は、なるべく平らにして、凍ったときにバラバラにあるようにしておきます。)
使うときは凍ったまま・・・お料理に添えたり、パン生地に混ぜ込んで焼いたりします。
こうしておくと、いつでも(少量使いたいときでも)使うことができて、便利ですよ。
お料理にはほんの少しだけ使うことも多い柚子皮。これなら、次に使おうと思ったら、もうダメになってたなんてこともありませんよ。

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次に、皮の黄色い部分だけそぎとった柚子を半分に切って、果汁を絞ります。
この時、皮の白い部分と内袋、種は別にとっておきます。
(今回の柚子はちょうど種が多いものと、全くないものが半々くらいでした。ちなみに、今回は少し小ぶりの本柚子8個分です。大きさや種の量により、採れる果汁の量はかなり異なります。)

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果汁は、ポン酢に使い、白い皮と内袋ではジャム(マーマレード)を作ります。
種からはペクチンの抽出を行い、捨てるところは一切ありませんよ!

・・・ということで、まずはポン酢作りから。

【柚子ポン酢】 500ccのペットボトル1本分

◆材料◆
柚子果汁・・・150cc
米酢・・・50cc
本みりん・・・100cc
醤油・・・200cc
昆布(出汁用)・・・10cm角1枚

◆作り方◆
① 耐熱容器に本みりんを入れ、レンジ(500~600w)で3分加熱して、煮切りみりんを作る。
  ※ レンジで加熱すると、みりんが沸騰して飛び出すことがあるので、大き目の器で加熱時間は様子を見ながら調節してください。

② かたく絞った濡れ布巾で昆布の汚れをさっとおとし、①に入れて冷めるまでそのままおく。

③ 全ての材料をペットボトル等に入れ、冷蔵庫で保存する。

1週間くらいから食べれますが、1か月おくとさらに美味しくなります。
でも、火入れはしてませんので、2~3か月以内には食べきってくださいね!
(それ以上長くおきたい場合は、冷凍保存も可能です。)
ちなみに、醤油の代わりに、塩(大さじ1)と砂糖(大さじ1/2)で塩ポン酢も作れますよ。

使い切り!柚子活用法<その1>ポン酢とペクチン抽出_d0122397_1717616.jpg


次に、種からのペクチン抽出方法。

【ペクチン抽出】

◆材料◆
柚子種・・・45g
水・・・135cc(種の重量の3倍)

◆作り方◆
① ボウル等に種と水を入れ、1~3晩おく。(冷蔵庫で保存。)
 
これだけです(笑)
水がとろっとしてくるのがわかりと思います。それがペクチンです。
このペクチンは、ジャムのとろみ漬けに使ったりしますが、お肌に塗って化粧水代わりに使うこともできますよ。
(もしくは、お急ぎの場合は、倍量の水と種を鍋に入れて、水が半分になるまで煮て抽出する方法もあります。ジャムのとろみ漬けに使う場合は、ジャムを煮る際にお茶の紙パックに入れて一緒に煮てもOKです。)

使い切り!柚子活用法<その1>ポン酢とペクチン抽出_d0122397_1641352.jpg


残りの白い皮の部分と内袋では柚子茶とマーマレードを作りますが、そちらはまた次回ご紹介しますね。
ジャムは作らないわ!って方は、よくみかんが入ってる赤いネットやお茶の紙パックに入れて、お風呂に入れたりしてもいいですよ。(すぐ使わない場合は、天日干しにしておくといいです。)
柚子風呂は湯冷めしにくく、ペクチン効果でお肌もしっとり。種の化粧水と合わせて使えば効果もばっちりです。(ただし、お肌に合わない方はご使用をおやめくださいね。)

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by candy-sarry | 2016-01-09 17:19 | Cooking