2014年 10月 20日
初の食材!今が旬の「まこもだけ」
「まこもだけ」は、中華料理の高級食材として用いられる、中国原産のイネ科の多年生植物です。
食物繊維が豊富で、低カロリーでヘルシーな野菜として、近年注目を集めているそう。
味にクセがなく、タケノコのような食感とほのかな甘みが特徴で、炒め物、天ぷら、煮物、サラダ、酢の物、漬物など、多彩な料理に利用できるらしい。
「まこも」は2メートルぐらいの大きさになり、その「まこも」に、食用菌である「黒穂菌」が寄生すると、茎の根元が肥大してきて、この肥大した白く柔らかい茎の部分が「まこもだけ」なのだとか。
ネットで調べてみると、ちょうど今が旬で、大きくなりすぎると固くなるので、採れる時期は2週間ほどと短いみたい。
なるほど~! 実は・・・私、「まこもだけ」って名前は聞いたことがありますが、どんな食材か知らず、今回がお初なんです。
「たけ」ってつくから、タケノコの仲間かと思えば、イネ科なんですねぇー。
たまたま奈良公園前のイベント会場で見つけ、興味津々。
これ何?どーやって食べるの?どんなのがいいの?って聞きまくり、早速購入してまいりました(^^;
↑ 皮を剥いた状態。 この状態で密封できる袋に入れて、冷蔵庫で約1週間は保存できるのだとか。
大きくなりすぎたものや、気温が下がると、黒穂菌の黒い色素により、まこもの乳白色部分に黒い斑点ができることがあるそう。
この斑点は古くから眉墨、お歯黒などの染料として使用され、食するには全く無害で食感にも変化はないらしい。
どうやって食べようかと思いましたが、まずは、胡麻油で豚肉と(冷凍保存していた)スナップエンドウと炒めて。
根元の方だけ少し皮を剥いて、短冊切りにし、食感を残したかったので、さっと炒めただけ。
切ってみると既に、どれも少し黒い斑点ができていました。
味付けは、なるべくシンプルに塩こしょうで、最後にオイスターソースを少しばかり。
食べてみると、確かにタケノコのような食感と、ほのかな甘みはヤングコーンにも似た味わいです。 美味しい♪
ほんと、クセもないし、使いやす~い(^-^)/ たいして下ごしらえの時間も要らず、火の通りも早くさっと料理できます。 むしろ、火を通しすぎるとせっかくの食感が損なわれるので、手早くねっ!
そして、お次は天ぷらで。。。 天つゆではなく、山椒塩でいただきました。
うん♪ これも間違いない美味しさ。
ちなみに・・・この時、一緒にいただいたのは、松茸ご飯と大根葉の炒め物、温麺。
大根はどこにでもありますが、これも奈良で買ってきたものです。(他には、天ぷらに使用した茄子も。)
立派な葉付き大根だったので、その葉っぱを使って、炒め物に。
1cm位に切った大根葉を胡麻油で炒めて、白胡麻、かつお節を加え、醤油に少量の酢と辛子で味付けしました。
松茸ご飯は、カナダのお土産でいただいた乾燥松茸を、水で戻して使用したもの。
どれも美味しくいただきました (*^-^)
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